2023年7月27日木曜日

診断名にこだわっても前には進めない(旧ブログ再掲)

 「椎間板ヘルニアなんです」

「脊柱管狭窄と言われました」

「頸椎ヘルニアですけど治りますか?」

「頚椎症と診断されました」

お問い合わせをいただいた方が、頻繁にお伝えいただく言葉です。

病院での診断によって、自分の状態を理解した気になります。そして同時に、その診断名を背負うことになります。

ですが、実際には「その診断名には何の意味もない」と言ったら、どう思いますか?

例えば病院で「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」と診断された方が、どのような経過を辿っているか。

お薬やシップは、当然ながら「その場の症状を和らげる」効果しかありません。

牽引やマッサージなどのリハビリ的アプローチも同様に、恒久的なアプローチにはなり得ていないのが現実。

例え手術でヘルニアや狭窄部を除去する手術をしても、症状が改善する方ばかりではありません。また痛みが再発したり、場合によっては「前より痛い」など悪化するケースもあります(良くなることもあります)。

どうして、このようなことが起きるのでしょうか?

その答えは「痛いところ=悪いところ」「病気があるところ=悪いところ」という「思い込み」にあります。

痛みを訴えて画像診断をして、そこにヘルニアや脊柱管狭窄といった「目立つ変化」が認められれば、無条件でそれが原因と決めつけてしまう。その因果関係を調べることもなく、「この病気が問題」とした結果が、「一過性の改善」以上の効果を生み出せない原因です。このすり込みをするのに「診断名」は最適なのです。

本当の原因は、「なぜヘルニアが起きてしまったのか」「なぜ脊柱管狭窄が起きるような状態になっているのか」を探す過程の中にあります。多くの場合、それは骨や軟骨、あるいは神経自体の問題ではありません。それは画像診断に頼っている限り、まず分かりません。

診断名に振り回されず、きちんと本当の原因を探してくれる治療院を探す努力をしてみましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2023年7月20日木曜日

触っただけで治るなんてインチキ?

 ここ数年、「触れるだけ、ソフトにタッチするだけ」で、お身体を改善させていく施術法が増えました。かくいう僕も、そんな施術をしています。

人によっては「魔法みたい」と驚かれます。確かに、触っているだけなのに身体が変化するのって不思議ですよね。だからこそ、主に受けたことのない方からは「インチキじゃないの?」なんて思われることもあるかもしれません。

こういった施術が発展してきた背景は、ひとえに「医学の進歩」です。

ここ十数年の間に、医学は目覚ましい発展を遂げてきました。テクノロジーの進歩によって、今まで見えなかったものが見えるようになったのも大きいかもしれません。

例えば筋膜。かつては「筋肉を保護するための膜」程度の理解しかなかったのが、徐々に

「複数の筋肉を繋ぎ、連動して身体をスムーズに動かすようにする役割」ということが分かってきました。それを施術に応用したのが「筋膜リリース」です。

この例と同様に、今まで分からなかったことが解明されていくと、次はその理論を施術に応用する動きが始まる。これが、魔法のような最新の施術法に繋がっているのです。

触るだけで変わる施術法は、魔法でもインチキでもありません。ただ、医学が発展してきた証しなのです。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

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2023年7月13日木曜日

恐れていたことが現実となりました

 以前より、僕は

「今後、子供の首の痛みや症状が増加してくるだろう」

という予想を、折に触れて提言してきました。

今の大人たちは、人生の途中から入ってきたスマートフォンやタブレットによって、スマホ首をはじめとした問題に大勢の方が苦しめられているのです。

ましてや、「生まれた時からスマホやタブレットに親しんでいる」今の子供たちへの影響は、想像するに難くありません。

そして、残念ながらその予想は現実のものとなりつつあります。

僕は首専門の治療家としてホームページを導線にお悩みの方に対してオファーをしているのですが、その分析において、最近急上昇している検索ワードが

「子供 ストレートネック 病院」

このワード、当院では指名検索(「さくら整骨院」で検索)に続いて、なんとクリック数4位。多くの方が、自分自身の首の問題より、お子様の首の問題について悩み、調べているという証拠です。もちろん、お子様の首の症状に関してのお問い合わせが多くなっているのは言うまでもありません。

このような状況において、僕ら施術家が目指すべき方向性は?というと、それは何といっても

「お子様の安全第一」「成長を妨げない」

事を前提とした施術を心掛けることです。

強い刺激でグイグイ押す、バキバキ鳴らす、頸椎自体をいじくり回すなどはもってのほか。

安全かつ、効果の高い方法で改善を目指さねばなりません。

さて、お子様の首、あなたは誰に任せますか?


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

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2023年7月6日木曜日

「劇的改善」ができるかどうか分かる方法(旧ブログ再掲)

当院にご来院される方には、「頸椎ヘルニア」「目まい」「自律神経失調症」など、お悩みの深い方が少なくありません。

その中には「改善しやすいタイプ(原因)」と「改善しにくいタイプ」が入り混じっており、そして改善しやすいタイプの方には、実はある一定の傾向があります。

それを調べる方法は沢山あるのですが、いちばん簡単な方法は、いわゆる「脚気(ビタミンB1欠乏症)の検査」です。ある程度の年齢以上の方ならご存知かと思います。

椅子に腰かけ、足をだらんと垂らして、ひざのお皿の下を叩いてみてください。道具を使わなくても、手の側面(チョップするように)で十分です。

叩かれたひざが軽く伸びる、あるいは特に何も反応しない方は、残念ながら当てはまりません。ですが、ひざが強く伸びて蹴るように動く方は、その症状の劇的改善がかなり期待できます。

 もちろん、この反応が出る=脚気ではありません。

これは、中枢神経と身体の結びつきが正常に働いているかを検査する方法です。ここで過剰な反応が出ている方は、自分のカラダのコントロールが中枢神経でうまく制御できていないことを示しています(病気ではなく中枢神経へのストレスが大きい状態)。

通常のマッサージやストレッチでは、この症状を改善することはできませんが、当院ではこの結びつきを正常にするアプローチによって、身体を正常に導くことを可能にしています。

結果、この検査が陽性に出た方は、劇的改善の可能性が大いにあり!です。

ぜひ、ご自宅で試してみて、反応が出た方はご相談くださいね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com