2022年7月28日木曜日

身体と心をコントロールするもっとも簡単な方法

 「深呼吸をすると落ち着く」

誰でも知っていることですよね。

酸素をゆっくりと多く身体に取り入れることで、自律神経でも身体の鎮静化を促す副交感神経が刺激され、リラックス効果や免疫力の上昇などがあるとされています。

さて、副交感神経と対を成しているのが「交感神経」です。身体の興奮を促す神経で、一般的なイメージでは自律神経失調とは交感神経が優位に働いたいる状態であるように感じている方が多くいらっしゃいます。

しかし、実際には交感神経も副交感神経も、どちらも大事。この二つが適度に働き、良いバランスを保っていることが重要ということです。

交感神経を上手く促すためには、何をしたらよいか?

答えは、副交感神経の逆を行けば良い。つまり、深呼吸の逆=「浅く短い呼吸」です。

例えば、仕事の前や運動の前などに、浅く速い呼吸を意識して取り入れることで、身体が活性化してパフォーマンスが上がりやすくなります。

仕事が終わったら、ゆっくりと深呼吸をして副交感神経を促せば良いわけですね。

ちなみに、どちらの呼吸も意識したいのは「吐くこと」です。吸う方はあまり意識せず、可能ならあまり空気を吸い過ぎないことをおすすめします。酸素は身体にとって必要なものですが、同時に体内の酸化にもつながってしまいますからね。

呼吸のTPOをうまく活用して、メリハリの効いた身体を作っていきましょう!


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2022年7月21日木曜日

100%の確率でこれから増える症状

 以前から警鐘を鳴らしている症状があります。

それは「子供のスマホ首」です。

当院のクライアントの中心は30~50代の大人です。ほぼ全員が「途中でスマートフォンと出会った世代」と言えます。スマホが誕生してから、まだ15年弱ですから。

その状態でさえも、スマホによる影響で首の痛みや頭痛、手のしびれ、自律神経の不調などに苦しむ方が、大勢いらっしゃいます。

これから数年後に、「生まれた時からスマートフォンがある世代」「スマートフォンと共に育ってきた世代」が、社会に出始めます。その世代が仕事を始めた時に、受ける負担と発症する症状のレベルが、今のレベルであるとは到底思えません。

そして、さらに現在「子供の段階でスマホ首に悩んでいる」クライアントさんが、じわじわ増え続けています。

提唱を始めた頃は予測に過ぎなかったのですが、ここ最近では、小学校低学年~中学生のクライアントさんで、「勉強をしていて首が痛い」「痛くて勉強机に向かっていられない」「急に乗り物酔いがひどくなった」など、明らかスマホ首と言われる症状を訴えています。そしてその生活の中には、スマートフォンやタブレット、PC、ゲーム機が密接に存在しています。

由々しき事態ですが、逆に言えば「子供のうちだからこそ治しやすい」ということも言えます。親御さんが早めに気づき、早めに対処していただけることを願うばかりです。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

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2022年7月14日木曜日

非常に重要なので何度でも言いたいこと

 今回は、僕が過去に何度もお伝えして、それでも伝え続けていかなければならない事の話です。

それは何か?

「普段から姿勢を気をつけていても、改善にはつながらない」

これです。何度も何度もお伝えしていますが、未だに初回問い合わせにて「普段から気をつけているのですが」という書き込みが後を絶ちません。僕の影響力の弱さですね、もっとがんばらないと!

普段から姿勢を気をつけることが、何の意味もない理由は大きく2つあります。

1つは、そもそも「気をつけた姿勢」が、本当に正しい姿勢なのか?

あなたの身体のバランスが悪い(例えば、ねこぜ)として、あなたは気をつける場合に、身体を良い姿勢「と、自分が思う」姿勢に維持するわけですよね。

ですが、もともと姿勢が悪い状態で、なぜ良い姿勢になれるのか?それは恐らく、自分が思ういい姿勢であって、本当にいい姿勢からは逸脱している可能性が高い。

そして2つめの理由は、気をつける=意思を必要とする=単なる緊張ということです。

「気をつけている」ということは、意識的に筋肉を緊張させて身体を良い姿勢(と思う姿勢)に維持していることです。当然ですが筋肉は緊張しますし、長時間続けていれば披露します。収縮性が悪くなり、意味がないどことろかマイナスになりかねません。

重要なのは、意志の力ではなく、無意識状態でも安定して身体を本当に良い姿勢に維持できる、質の良いお身体の環境を整えることです。

「普段から姿勢を気をつけている」方は、今すぐやめましょう!


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年7月7日木曜日

筋膜リリースを受けたい人に知っていてもらいたいこと

「 筋膜リリース」という言葉、最近一人歩きしていませんか?

かつての「骨盤矯正」に近いニュアンスで、「何だかよく分からないけど、私の不調の原因」だとか「何だかよく分からないけど、受けたら調子が良くなるもの」という意味合いで好まれている風潮があります。

そもそも、筋膜リリースって何でしょうか?

まず「筋膜」です。筋膜は、筋肉を覆っている目の細かい膜のことです。ステーキに使う網脂みたいなものをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。長らくは、単に筋肉を保護しているだけの存在として捉えられていましたが、ここ15年ほどの研究により、複数の同じ目的を持った筋肉同士の動きを連携するために重要なはたらきを担っていることが分かってきました。

そして「リリース」ですが、「リース」とは「貸出」のことです。リース契約って言いますよね。そこに反対語である「リ」がつくので「開放する」みたいなニュアンス。

つまり、「筋膜を解放することで同じ目的の筋肉の緊張を解く治療法」という手段のことです。これはあくまで手段であり、画一されたテクニックではありません。

例えば整形外科では、生理食塩水を筋膜(その他の膜にも)に注射してリリースする方法があります。整体では無数の筋膜リリーステクニックが存在しますし、自宅で使うためのリリースローラーなども普及していますよね。

僕自身は、筋膜リリースに関しては「必要と感じたら使うこともある」といった感じです。絶対的なものではないし、筋膜リリースが全ての解決方法でもない。あくまで手段であり、その上には理論があり、「そもそも、あなたに筋膜リリースが必要なの?」という考察が必要なわけですね。

健康な人が健康増進、あるいは雰囲気で筋膜リリースを受けるのは別に問題ないと思います(僕の仕事ではありません)が、痛みや不調で本当に困っている人は、「筋膜リリース」や「骨盤矯正」といった文言に惑わされるのではなく、まずはあなたの症状の推移をきちんと考えてくれる治療家を探すようにしましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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