2024年3月28日木曜日

ストレートネックを放置するとどうなるのか

 ストレートネックで首の痛みや不調があっても、軽度であったり忙しかったりして放置している方は少なくありません。すると何が起こるのか?予想できる問題をピックアップしておきます。

まず、頸椎のストレート化によって頸椎の椎間板の内圧が変わります。椎間板は卵のように中身と殻があり、この中身が殻を破って飛び出してくるのが頸椎ヘルニアになります。ストレートネックは頸椎ヘルニアを最も引き起こしやすい状態です。

次に、頸椎ストレート化により周りの筋肉が緊張することで、中枢神経系へのストレスがかかります。これにより発生しやすいのが自律神経の不調です。特に副交感神経(リラックス神経)の乱れが生じやすく、不眠や冷え、メンタル不調や更年期障害発症の引き金になったりもします。

更に、頚椎ストレート化は首だけの問題で発生するわけではなく、全身のバランス変化を伴います。そのため、腰や下肢にも痛みや不調が発生する可能性が高いです。逆に下半身の問題が首の症状に発展するケースもある訳です。

くれぐれも、軽症だからとストレートネックを放置しないようにしましょう。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com


2024年3月21日木曜日

姿勢を正しましょうの本当の意味

よく「姿勢を正しましょう」という言葉を聞きます。

実際に、その通りにしている方も多いです。

そして、ほとんどの方が上手くいっていません。何故でしょうか?

それは、「姿勢を正す」の意味を履き違えているからです。

多くの方が、「姿勢を正す=意志の力で姿勢を気をつける」と思っています。しかし、実際この状態で生まれるのは良い姿勢ではなく筋疲労です。単に踏ん張っているだけに過ぎません。

本当の姿勢を正すこととは、「意志の力ではなく自然に良い姿勢を作れる状態にする」ための作業です。これは関節・筋肉両方にアプローチする必要がありますが、いずれも「質を高める作業」であり、筋トレとは少し違います。当院は、この行程を施術とセルフケアの形でクライアントさんに提供しています。

いずれにしても、「姿勢を正す」の意味を履き違えると、あなたの姿勢は一生変わりません。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

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2024年3月13日水曜日

心苦しいです

 先日のことです。新規のお問い合わせで、小さいお子様連れで来院したいのだが?という質問がありました。大変申し訳ないのですが、お断りさせていただきました。

HPのQ&Aにも記載しているのですが、当院は待合室で大人しく待っていられるご年齢のお子様以外は、お子様連れの施術をお断りしています。理由は単純で、「そのケースだと施術効果が上がらない」からです。

過去にはお子様連れを受け入れていました。ですが、お子様が泣いてしまうと、それだけでお母さんの身体に余分な緊張が走ってしまいます。これはホルモンの為せる業ですから抗えません。また、泣き止まない場合は抱っこなどになり、施術時間も短縮されます。結果、思うように施術が進まない経験を踏まえ、本当に申し訳ないと思いつつ、このような対応にさせていただきました。

もちろん、これによって強い首の症状に悩むお母さんたちに対応できないことになります。それは心苦しいことです。

しかし一方で、「施術効果が上がらないと分かっているのに、無視して受け入れる」ことが、本当の優しさなのかな?とも思います。それって、売り上げのことだけを考えた行為ではないでしょうか。

嘘をつきたくないからこそ、当院では線引きをハッキリさせています。心苦しいことに違いはないですが、現時点ではこれが正解だと思っています。

もちろん、お子様連れを受け入れている他の治療院を否定するものではないですよ。それぞれのやり方、経験があるというだけです。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

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即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

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2024年3月7日木曜日

病院には行きたくない

当院のような根本改善をコンセプトにしている治療院をしていると、時々こういう意見の方がいらっしゃいます。

「病院は信用できないので行きたくない」

食わず嫌いの場合もありますし、過去の体験からそうなっている場合もあります。

これに対し僕が思うことは 

「ケースによっては病院も大事」

です。

確かに、病院ではできないことは沢山あります。しかし、逆に言えば病院でないと出来ないことも沢山あります。

例えば、急性で非常に痛みが強い場合、強い薬が出せるのは病院だけです。一時的な効果だけの話かもしれないですが、根本改善を目指すのは基本的に時間がかかる作業になります。その前に目の前の痛みで断念してしまっては元も子もありません。時と場合によっては、痛み止めに頼るのもありなのです。

また、悪性腫瘍などの危険疾患は病院でないと最終的な判断はできません。先日も、首の問題で通っていただいているクライアントさんが手首にゴリゴリした膨らみを感じて相談されましたが、病院での精査をお勧めしました。ガングリオンや脂肪種である可能性が高いですが、悪性でないと言い切れる根拠が僕には出せないからです。これは病院でないと出来ません。

病院を嫌うのではなく、使い方を学ぶことが大事だと思っています。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

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2024年2月29日木曜日

根本改善ってどれくらい続ければいいの?

 この質問は、なかなか難しいです。つまり

「どれくらい続けたら、首や肩の痛みが一切なくなる状態になるの?」

みたいな問いですからね。

これに対する回答としては

「ダイエットや運動と同じように考えてください」

と、答えるようにしています。

ダイエットを始めた初期段階は、目標を明確に立てて、がんばります。

そして、ある程度改善が成された後ですが、方法としては①同じペースで状態を維持する(ダイエットが習慣化できた良いペース)②ある程度ペースを落として維持する(こちらの方が大多数ですね)などが良い方法ですよね。

根本改善も同じです。初期段階では目標を立てて、積極的に施術やセルフケアなどを行う。そして、改善がある程度成功した段階で、それを維持する時期に移行する。それを「メンテナンス時期」などと言ったりします。

残念ながら、世の中は普通に生活しているだけでは、首や姿勢などの問題に関しては、改善要素よりも改悪要素の方が大きい状況となっています。1回アプローチが終わったら永久に改善される!であれば本当に良いのですが、なかなか難しい。なので、初期→メンテのパターンをイメージして取り組んでくださいね。

当院では、初期計画に関しては明確な計画をご提案しています。気になった方はLINEからご相談ください。

https://lin.ee/DhEr72Bu


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2024年2月22日木曜日

私は強く揉まないと効かない。

 一般に、痛いのは別として強刺激を求める方は一定数いらっしゃいます。マッサージ、バキバキの施術、電気治療、なんでも強めが好き。強くすることで終わった後がスッキリするし、軽くなる。弱い刺激では物足りない。

需要と供給が一致していれば、別にいいのではないかと思います(当院では提供しませんが)。しかし、「根本改善」という観点で考えると、ほぼ意味のない(場合によってはマイナス)行為です。

ここを説明する理論は沢山あるのですが、今回は「アルント・シュルツの刺激法則」をご紹介します。

①微弱な刺激は神経機能を覚醒する

②弱い刺激は神経機能を興奮させる

③強い刺激は神経機能を減退させる

④最強の刺激は神経機能を静止させる

この理屈で行くと、強い刺激を受けると、神経機能は減退・停止します。つまり、凝っている部位に強い刺激を加えるということは、その個所の神経機能を鈍らせる行為です。神経が鈍れば、痛覚なども弱くなるので、痛みが弱まり、良くなったような感覚になる。しかし、実際には痛覚を麻痺させているような行為に過ぎません。

弱刺激によって、神経機能を活性化させる方が「自然に治る力」を引き出しそうな感じですね。もちろん、刺激の強さだけでなく「どこにどういった刺激を加えるか」も非常に重要なのですが。

あまり強い刺激は、筋組織を傷つけることにも繋がりかねません。「もっと、もっと」になる前に、方向転換を検討してはいかがでしょうか。


大田区大森の首専門施術院です。

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2024年2月15日木曜日

終わった後はいいけど、すぐ戻る。

 この言葉、施術家をしていて今までに何千、何万回と聞いた言葉です。

施術直後は身体がほぐれたり緊張が取れて、楽になる。でも、そのうちにまた症状が戻ってきて、数日、下手すると翌日にはまた痛くなってしまう。

これ、どうしてなんでしょうか?

人間の身体は「今ある状態をなるべく維持しようとする」作用が大きいのです。

あなたは痛みがあったり不調を抱えていますが、一方では「今日まで生きてこられて」います。冗談ではなく、大真面目な話です。

人間の身体にとっては、それだけで十分なんです。それ以上のことは特に求めていません。

そこに、外部から刺激が加わります。それがどんなに優秀で、あなたの症状にとって有益であっても、その場合にあなたの身体は「いつもと違う状態になってしまった。これが続いて、結果として死んでしまったりするのは嫌だな」と考えるのです。

結果、元の状態に寄せて行こうとする。それが、「終わった後はいいけど、すぐ戻る」の正体です。

肝心なのは、このに逆らう刺激を加え続けることではなく、この作用を逆に利用し「いい状態があなたの当たり前なんだよ」と身体に気づかせてあげることです。

では、それってどんな治療なの?

それが知りたい方は、ぜひご相談ください。


大田区大森の首専門施術院です。

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