2024年8月15日木曜日

「反り腰」という危険なキーワード

姿勢を改善するうえで、「反り腰」という訴えは当院にも多く寄せられます。そして、このキーワードは特に注意が必要です。

なぜなら、反り腰を訴える方のほとんどは、正確には反り腰ではないからです。

どういうこと?

反り腰を訴える方の主張は大きく分けて2つ。

①感覚的に腰が反っている気がする

②写真を撮ると腰が強く反っている。

②は特に反り腰が存在していることを示唆していますね。ですが、ここに1つ落とし穴があります。それは、その写真は100%「立った状態で撮影されていること」。寝た状態になると、この反りは消失する(かえって反りが弱くなる)ケースが、実に99%です。

完全な反り腰という方は実は極めて少なく、それ以外はほぼ「反り腰とは逆に反りが弱い」状態で、幾つかの要因によって立った時に反り腰のような状態になっているパターンです。そして、完全な反り腰のパターンとそうでないパターンにおける改善の手順は全く異なります。

ですが、自覚や写真といった要素は強力です。これを指摘すると、一定数の方が「コイツ何を言ってるんだ」「信用できない」と施術前にやめてしまう。難しいです。

反り腰かも?と思った方は、一旦その感覚を脇に置いた状態でご相談ください。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

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