2022年12月22日木曜日

ヘルニアも後弯ネックも治せません(旧ブログ再掲)

 「○○なんですけど、治りますか?」

お問い合わせで非常に多い言葉です。

「頸椎ヘルニアなんですけど、治りますか?」

「脊柱管狭窄は治せますか?」

めっちゃくちゃストレートな返答をするならば、僕の答えは「治せません」になります。ただし、続く言葉は

「でも、痛みや不調なら根本的に改善させますよ。」

今回はこの意味を説明していきます。

例を挙げると、以前僕が施術していたクライアントさんです。お預かりしたMRI写真には、非常に高度な背骨の変形が写っていました。外見からも分かるレベルの変形性脊椎症。痛みも強く、ブロック注射を4回打っても変化なく、毎日の生活に苦労されていました。

多少の期間はかかりましたが、結果としてこの方の痛みは「ゼロ」にすることができました。全く痛くない状態です。趣味の水泳も復活され、今では数カ月に一度、メンテナンスを兼ねてご来院される程度です。

実際に撮らないと確証は持てませんが、いまこの方のMRIを撮影しても、背骨の変形は1ミリも変わっていないと思います(外見からも明らかです)。

つまり「物理的には治っていない」けど「症状的には治った」ということです。

当たり前ですが、施術で変形は治せません。また、ヘルニアも(発生後15年前後でマクロファージ細胞に浸食されて消える、と言われますが)施術で引っ込ませることもできません。

にも関わらず、痛みや不調を施術によって改善できる。ここを深く考えたことがある人は少ないのですが、重要な意味を持っています。つまり、

「あなたの症状は、変形やヘルニアで痛みが発生している訳ではない」

ということです(もちろん例外もありますが、そのような方はそもそも病院の治療で治っています)。

大事なのは病気そのものではなく、「なぜ、そのような状態に陥ったのか」を探っていくこと。そこに、ヘルニアや変形以前の根本的な問題が隠されているからです。


先日、「ストレートネックではなくて後弯ネックなんですが、取り扱っていますか?」というご連絡をいただきました。

正直、「後弯ネック」という呼称も初めて聞きました。正式な病名ではなく俗称でしょうが、首の生理的前弯(前に軽く反る)が弱まったのが「ストレートネック」なら、さらに逆転したのが「後弯ネック」といったところでしょうか?

答えは同じです。「後弯ネック」という名称では取り扱ったことが無いけど、お身体のエラーが起きて結果として症状に繋がっているなら、同じことです。重要なのは名称ではなく、そこに何が起きているかを見極めること。

だから、僕は胸を張ってこう伝えています。

「その病名は治せません。でも今の症状なら治せますよ」


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2022年12月15日木曜日

「変形しているから痛む」という迷信

首の痛みなどで 整形外科などでレントゲン検査をして「ここの骨が変形している、だから痛むんだ」という説明を受けたことがある方は多いと思います。

実際に変形している画像を見せられたら、「ああ、そうだなあ」と、納得してしまいますよね。

これが間違いだよ、という説明は、僕たち治療院界隈では頻繁におこなうものですが、画像診断の前にはどうしても説得力に欠けてしまいますよね。

なので、「なぜ骨の変形が痛みの原因ではないのか」をロジカルに説明していきます。

骨の変形って、なぜ起こると思いますか?代表的な骨変形に「骨棘」があります。文字通り骨が棘上に変形しているもの。いかにも痛そうですね。

実はこれ「身体が痛みから逃げるための作用」なんです。痛みの原因ではなく、逆に痛みを逃がすためにあるんです。

痛みが発生している部分は、ストレスなどにより筋肉や関節が身体を支え切れない状態が起きやすいです。すると、身体はその痛みを少しでも逃がすために、骨を増殖して支持面積を広げ、少しでも痛みを分散させようと働くのです(残念ながらほとんど役に立たないのですが)。

つまり、変形は「痛みが起きた結果として発生しているゴール地点」であり「痛みを発生させるスタート地点」ではないんです。ですから、例え手術で変形を取り除いたところで、痛みの回避にはほとんど役に立たない。むしろ、その痛みが「最初に発生した」スタート地点が何であるかを探り、そこにアプローチした方が痛みの根本的な改善には効果的です。

変形を手術するのはリスクが高いことです。かといって、それ以外には実際に変形に直接アプローチできる方法はほとんどありません。着目するだけ無駄な部位は気にせず、着実に変化できる部分(関節、筋肉など)に目を向けるようにしましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年12月8日木曜日

雑誌やテレビで取り上げられた=ゴッドハンド?(旧ブログ再掲)

 「雑誌やテレビ、メディアで取り上げられた治療院」って、それだけで「すごい!」と思っちゃいませんか?

雑誌やムックに載る、テレビに出演する。有名人が通っている。

実はこれ、ほとんどが「お金で買えます」。

「権威づけ」とは。広告業界ではごく一般的なことで、それを専門に扱っている会社もあるほどです。数万~数十万円の費用で、雑誌掲載やメディア掲載をしたり、芸能人やスポーツ選手を院に呼んで、写真や動画を利用することができます。

もちろん、そうではない院も多数存在します。実は僕のところにも某スポーツ選手が通っています(あくまで普通に通っていただいています)。なので、「全部の権威が作りもの」というわけではありません。ですが、「雑誌掲載や芸能人が、優秀な院であるかの判断材料にはならない」ということです。

その中で、これだけは絶対に信頼できる!という権威を紹介します。

それは「書籍の執筆」です。本を出しているかどうか、です。

この場合、最近では電子書籍で簡単に出版できます。紙の本と比べると「それってどうなの?」と思いがちですが、実は両方とも信頼に足る要素になります。

ネットに描かれた記事と違い、本は「著者の署名」「出版社の署名」が「発信した責任」になります。つまり、いい加減なことは書けないということです。

本を出すからには、その分野についてしっかりと理解している必要があり、また推敲を通じてシンプルにまとめられる能力が問われます。情熱がないと本は書けません。

つまり、自らの分野において書籍を出版している先生は、それだけの知識と実績、そして自信を兼ね備えているというわけです。

ちなみに僕も現在、書籍出版の準備中です。

きらびやかな経歴に惑わされないで!本当の自信をしっかり見極めましょう。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

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2022年12月1日木曜日

ご近所の治療院が「商売敵」な治療院に行きたいですか?

今はコンビニや美容院と並んで、治療院業界も盛況です。どの地域にも複数の同業者が存在しています。整骨院、整体、カイロプラクティック、鍼灸院。リラクゼーションなども含めると、相当な数が地域にひしめいていることになります。

さて、大抵の治療院では、この(業種だけでなく広い意味での)同業者を「競合」もっと言えば「商売敵」と捉えているのではないでしょうか。同じ地域でパイを奪い合う関係なのですから、当然かもしれませんね。

で、僕ですが。僕は「ご近所の整骨院さんと仲良し」というスタンスを徹底しています。新店舗には必ずご挨拶に伺いますし、そこで仲良くなって、頂いた差し入れの余剰分をお裾分けに行ったりします。それどころか、問い合わせがあった方のうち、当院の対象でない方は「あそこはいい先生ですよ」とご紹介しています。もちろん見返りなどは要求しません。

その理由は、「同地域でパイを奪い合う立場にいない」からです。当院は、完全に専門特化された治療院です。自然と選択肢が限られた方が集まっていらっしゃいます。競合という発想が出てこないのです。

逆に言えば、ご近所と競合しているような治療院は「自分の強み」がちゃんと打ち出せていないと言っても良いでしょう。似たり寄ったりの存在になるわけですから、それは競合せざるを得ないですよね。

もちろん、それが一概に悪いことではありません。ただ、ギスギスしてるなあ、とは感じます。ご近所の治療院さん同士で敵対している、お客さんを奪い合うような、そんな関係は何だか嬉しくないです。

クライアントさんと同じように、同業者の方にも接することができる治療院を、これからも目指していきます。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年11月24日木曜日

巷に「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄」が溢れている本当の理由(旧ブログ再掲)

 来院されるクライアントさんの中には、坐骨神経痛や腰痛の症状に対し、整形外科で「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」と診断された方も大勢いらっしゃいます。

まあ僕のところに来院されるくらいですから、当然「病院の治療(薬、牽引、手術)では治らなかった」というケースがほとんどなわけですが、その中には正直に言って「これ、ヘルニアなの?」「明らかに狭窄症じゃないよね」という方も珍しくありません。

なぜ、世の中にはこんなにも「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」が溢れているのでしょうか?


あなたが坐骨神経痛の症状が強い状態で整形外科を受診すると、まずレントゲンやMRIといった画像診断をおこないます。

そして、画像上に「それらしき」腰椎付近の変異が認められたら、

・片方の足に神経症状(+若年層)=椎間板ヘルニア

・両方の足に神経症状(+高年層)=脊柱管狭窄症

という診断名がつけられます。

「ウソでしょ?」いや、本当です。

全部が全部ではないでしょうが、このようなケースは決して珍しくありません。

なぜ、このようなことが起きているのか?

それは、これらの診断名がつくと「効果の強い専門薬を処方できる」「ブロック注射を使用できる」「手術を行うことができる」からです。

たんなる「坐骨神経痛」では、これらの対応ができないため、もっと治療の幅を広げるために、これらの診断名をつけることが慣例になっているのです。

 ハッキリ言って、偏った診断ではあると思います。ただ、これによって「医師・患者が双方とも幸せである」ならば、悪いことだとは思いません。

薬が効かない方は「もっと強い薬を!」と求める方もいらっしゃいます。早く治したいので手術を望む方もいらっしゃるでしょう。需要に対して供給があり、そこで納得が生まれているなら良いのではないでしょうか。

ただし、この診断によって「間違った原因」を植え付けられた方が「間違った解決法」を望むケースが増えていることも事実です。残念ながら医師の画像診断は、現代において強力な説得力を持っています。「ほら、ここがおかしいでしょ」と画像を見せられて説明されたら「そうみたいだ」と納得してしまいますよね。

結果、いくら病院に通っても良くならないヘルニアや狭窄症が溢れる結果になっています。

整形外科で診断を受け、治療を続けても一向に良くならない椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症にお悩みのあなた。まず一歩目として、その診断名をもう一度洗い直してみませんか?


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2022年11月17日木曜日

おしっこチビる治療家

 病院や他の治療院で治らなかったような重症な方を専門に扱う治療院と、そうでない治療院は、具体的に何が違うのでしょうか?

技術?知識?

そう、いくらかはそういった要素もあるかもしれません。自分が提示しているコンセプトに対して、お悩みを解決するだけの力は無いと嘘になりますから。

しかし、普通の治療院だって、大抵は皆さん自分の技術には自信を持っています。僕だって、「いわゆる普通の整骨院」時代にも、自分の腕には自信がありましたよ。専門院だから、重症者が多いからといって、飛び抜けて高い技術がある治療家は一握りだと思います。

では、いったい何が違うのでしょうか?

一つの答えは、技術や知識ではなく「経験からの自信」です。

若手の頃、肩こりや腰痛のクライアントさんを施術する中で、ある日次に入る方に対して「この人は足にしびれがあって…」と、先輩から説明を受けました。

足がしびれてる!

非常に恐かったのを覚えています。しびれている人を、自分が治せるの?触っていいの?それだけで緊張します。当然です、初めてですから。

その後、何度もしびれのある方を施術して、しびれの症状に「慣れ」、同じように様々な症状に接しては場数を踏んでいく。そして、次第に「指示を受ける立場」から「自分で判断する立場」になっていく。

当院には、病院でも見放されたような首の症状に悩む方が、当たり前のようにご来院されます。「頸椎ヘルニア」はもちろん「後縦靭帯骨化症」「脊髄空洞症」、また首はメンタル面とも密接に関連するため、「双極性障害」「HSP」「アスペルガー症候群」などを抱えるクライアントさんのご来院も珍しくありません。

もちろん、治せるものと治せないものはあります。僕も脊髄空洞症や双極性障害自体を治せるとは思っていません。ですが、大切なのは、これらの疾患をお持ちの方に対して、「ビビることなく」冷静に判断し、自分にできることをコツコツと積み重ねる能力。それが、重症な方を専門に対応している治療院の最大の強みです。

以前、パーキンソン病からくる首の問題の方に対し「なぜ当院にご来院されたのですか?」と聞いたところ「そもそも見てくれる治療院が無いんです」と回答されました。

ほらね。ビビッてないって、大事なんですよ。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年11月10日木曜日

あなたが思っていることは大抵治療家も思っていること

 僕たち治療家も人間なので、もちろん感情があります。好き嫌いもありますし、我慢できないこともあります。

ですから、治療家はクライアントさんから「選ばれる」ことは常に意識していますが、逆に治療家がクライアントさんを「選ぶ」こともあるわけです。

例えば、首が痛い人がネットのお問い合わせで

「2年前から首の痛みがあり、○○をすると辛くて~」

と、書いて下さる方と

「首」

とだけ書かれる方。

コミュニケーション意識に個人差は当然あると思いますが、どちらを「しっかりみてあげたい」と思うか。皆さんも思いますよね?

お電話口でも、こちらからの質問に対して非協力的な態度の方が時々いらっしゃいますが、そうしたらこちらも、非協力まではいかないにしても、協力的に何かをしてあげようという気持ちは薄れます。そんなの、当たり前ですよね?

僕はそのような態度の方は、最初からではない(第一印象が当てにならない時もあります)にしても、途中のどこかの過程でお断りするようにしています。ですが、リラクゼーションや大手の整骨院など、相手を選ばない(選べない)院もあるでしょう。そういう所でも、「この人は良くしてあげたい!」という人と「この人、態度悪いな」という人。手に加わる力加減が、感情的に同じとは言い難いですよね?

クライアントさんと治療家は対等です。同じ人間同士、どちらも感情があります。僕も気をつけるので、これを読んでハッとした人は、一緒に気をつけましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年11月3日木曜日

誰の言うことも信じられない(旧ブログ再掲)

 あなたは痛みや不調を改善したくて、治療院を探しています。

すると、A治療院のホームページに

「全ての原因は骨盤の歪みにあります」

と書いてありました。

また調べていると、今度はB院のホームページに

「骨盤矯正は、今すぐやめて下さい」

と書いてありました。

また調べていると、今度はC院のホームページに

「大事なのは骨盤ではなく○○です」

と書いてありました。

「いったい、何を信じればいいの?」

今回は、この疑問に答えていきたいと思います。


結論からお伝えしますが、これらの院はすべて

正しいことを言っています。

正確に言えば、自分たちが正しいと思うことを伝えています。

言い換えれば、どの院も間違っていません。

これはひと言で言えば「同じものを見ている視点が違う」ということです。

例えば「肩こりがある」人に対し、病院ではレントゲンを撮影して「骨に異常はない」と言います。マッサージでは「筋肉が硬い」と言います。鍼灸では「このツボが原因だ」と言うかもしれません。整体では「カラダの歪みがある」と言うでしょう。歯科では「あごの噛み合わせが問題」となります。

皆それぞれ、専門が違います。その中で、自分たちの分野に症状を当てはめて考えた結果を伝えているだけで、どこもウソの情報を流している訳ではないのです。

まあ、ホームページということで差別化を図るために、多少オーバーな言い回しを使っている院も少なくないとは思いますけどね。


では、私たちはこの「すべて正しいことを言っている」中から、どうやって自分に合った院を探せば良いのでしょうか?

答えは、「一番しっくりきた説明を信じる」です。

その院が伝えていることと自分の状態を照らし合わせ、自分で納得できないのであれば、受ける価値は無い。信用しない状態で受ける治療ほど効果の出ないものはありません。

選ぶというより、消去法でしっくりこない院を除外していき、残った院から選んでいく方が簡単です。

どの院も間違ってはいません。その中での正解とは「自分にとっての正解」であり、あなたにも正しい選択をしていただきたいと思います。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

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2022年10月27日木曜日

頸椎ヘルニアって治りますか?

 ここ最近、頸椎ヘルニアの方からのお問い合わせが相次いでいます。

いい機会なので、頸椎ヘルニアについていくつか書いていこうと思います。

お問い合わせの時に多い質問が

「治りますか?」

というものです。うん、かなりフワッとした質問ですね。まあ、気持ちは分かります。

この場合、2つのことが考えられます。

1つ目は「頸椎ヘルニアという病気が治る機序」です。

簡単な病理として、頸椎と頸椎の間にあるのが椎間板です。椎間板は卵のように、中身と殻に分かれています。中身が不良姿勢やストレスによって圧力を受け、膨張して突出する状態をヘルニアと言います。飛び出した中身は基本的にそのままですが、マクロファージという自助細胞によって徐々に食われ消えていきます。その期間が15年前後と言われています。つまり、病理的には15年前後は「治らない」ということになります。

2つ目は「施術によって治るのか」ということです。

椎間板の中身を「髄核」と言いますが、これは若年層では80%が水分です。モノに例えると「ウォーターグリース」です。これが加齢により60%まで落ちると言われていますが、これは「ラード」をイメージしてもらえるといいでしょう。

では聞きます。ウォーターグリースやラードが入れ物から飛び出して漏れてしまいました。これ、押し込んだりして完全に元に戻せますか?

無理ですよね。

つまり、どんな治療でも「突出したヘルニアを元に戻す」なんて芸当はできないのです。

*手術はまた別ですが、これは後日詳しくお伝えします。

ですから、頸椎ヘルニア自体を治療によって治すことは、できません。これは断言していいと思います。

ですが、「頸椎ヘルニアを治すこと」ではなく「頸椎にヘルニアによる症状を治す」ことであれば、話は別です。

僕も頸椎ヘルニアのクライアントさんを数多く抱えていますが、中には「痛み・しびれがゼロになった」という方も少なくありません。ですが、その状態でMRIを撮っていただいても、ヘルニアの状態は1ミリも変わっていないと断言できます。施術理論に関しては別のことになるので割愛しますが、結論としては「頸椎ヘルニア自体は治せないけど痛みは治せる」これが答えではないでしょうか。参考にして下さいね。


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2022年10月20日木曜日

手術をしても治らない=重症?

 先日、クライアントさんのご家族についてご相談を受けました。高齢のお父様が、足の痛みで脊柱管狭窄症と診断され、「病院で手術をしたのに良くならなかった」そうです。非常に多いケースです。

この場合、一般の方の認識としては「手術をしても改善しないほどの重症レベル」と、受け止めるのではないでしょうか?

ですが、ちょっと違うかなと考えています。

この場合は、脊柱管の狭窄している部分に対して何かしらの手術を施した訳ですよね。それでも痛みが改善しなかった。となれば、「病気」という概念を取り払って一般的に考えれば「痛みの原因が狭窄部には無い」と考えるべきではないでしょうか?

例えば車が故障した時、故障部位がエンジンだと仮定して修理します。手術ですから、エンジン交換に置き換えてみましょう。それでも故障が改善しない時、それでもエンジンが原因だと考えるでしょうか?他の原因を考えて、もう一度状況を見ながら故障部位を探すんじゃないでしょうか。

画像診断によって、脊柱管狭窄やヘルニアが見つかったからといって、あまりにもその部位に固執する医療従事者が多すぎます。その偏った認識が、一般の方に誤った認識として広がってしまうのではないでしょうか。

大事なのは原因を見極める力です。病院で手術をしても治らなかったからと言って、諦めずに広い視野で原因を探してくれる選択肢を探してみましょうね。


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2022年10月13日木曜日

なぜシャッターに休みの貼り紙をしないのか

僕は臨時休みの時、シャッターに貼り紙をしません。

多くの治療院、整骨院は、お休みの日程などをシャッターや窓ガラスに貼り出しますよね。それは親切な行為だと思います。では、それに対して、僕がしていることは不親切でしょうか?

そんなことはないと思っています。なぜなら、「街を歩いている人には、僕の休みの情報は必要ない」からです。

それどころか、「世の中の95%の人にとって、僕は必要ない」とさえ思っています。

僕の治療院に来院される方の多くは、深刻な首の問題を抱え、色々な治療院を検索し、比較検討し、勇気を出してご連絡される方がほとんどです。

たまたま院の前を通りかかって、「ここに治療院があるな、じゃあ行ってみよう」という方は、ほぼいません。その考え方は何も悪くはないですが、その方に僕の提供できるものが必要とはならないからです。

世の中の5%の人に刺さればいい。その人に対して、僕は絶大な問題解決能力を提示することができます。だから、貼り紙は必要ない。

ちなみに新規以外の方は、基本的に次回予約を確定して、そうでない場合もLINEやWEBで予約を完了できるシステムを整えています。なので「たまたま来る」ケースはまず起こらない。予約が無ければ不在のことも多いので、当院の前を歩いている方は「ここは、やる気のない治療院だな~」と思っていらっしゃるかもしれませんね(笑)。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年10月6日木曜日

最初は迷っていてもいい!ただし…(旧ブログ再掲)

 ホームページを調べて、口コミを観て、SNSなどもチェックして、勇気を出して予約をした。

それでも、まだ迷っている。「この治療院は、本当にワタシに合っているのかな?」

こんな状態で、治療院に通って効果があるの?

そもそも失礼じゃないの?

躊躇して、なかなか一歩が踏み出せない。

結構、ありがちですよね。

 

あくまで個人的な考えになりますが、

「初回の施術までは迷っていてもいい」

と思います。

そりゃそうですよね。

いくらネットなどで調べたとしても、それはあくまで発信側、他者目線での見解です。当然、100%の信頼を持って初回に臨む人はいません。誰でもある程度の不安は抱えて来院されるわけで、要はそれが多いか少ないかの違い。

なので、「この治療院は、本当にワタシに合っているのかな?」は、とても健全な状態だと思います。

 

ただし、迷っていて良いのは初回まで。それ以降は絶対にNGです。

ぶっちゃけ、2回目でまだ迷っているなら、もうその院への通院はやめた方が良いです。

ときどき「来院中、ずっと迷い続けている」方がいらっしゃいますが、そんな方の改善率は一様に低い傾向にあります。僕は最近では、初回を終えてまだ迷っている方は、こちらから「やめましょう」と促しています。

迷いは緊張を生みます。緊張の原因がメンタルであるなら、施術での改善は難しい。またネガティブな思考が脳にフィードバックされることで、自己回復力にブレーキをかけることも指摘されています。セルフケアを指導しても、信じていないのであれば、積極的に行っていただけない、そもそもやらないなどの問題もある。

ハッキリ言って誰も得しない状況です。頭を切り替えて、違う院を探しましょう。

迷いは、それ自体が立派な症状です。なるべく迷いが少ない環境を、常に選んでいきましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年9月29日木曜日

診断名にこだわっても前には進めない(旧ブログ再掲)

 「椎間板ヘルニアなんです」

「脊柱管狭窄と言われました」

「頸椎ヘルニアですけど治りますか?」

「頚椎症と診断されました」

お問い合わせをいただいた方が、頻繁にお伝えいただく言葉です。

病院での診断によって、自分の状態を理解した気になります。そして同時に、その診断名を背負うことになります。

ですが、実際には「その診断名には何の意味もない」と言ったら、どう思いますか?

 

例えば病院で「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」と診断された方が、どのような経過を辿っているか。

お薬やシップは、当然ながら「その場の症状を和らげる」効果しかありません。

牽引やマッサージなどのリハビリ的アプローチも同様に、恒久的なアプローチにはなり得ていないのが現実。

例え手術でヘルニアや狭窄部を除去する手術をしても、症状が改善する方ばかりではありません。また痛みが再発したり、場合によっては「前より痛い」など悪化するケースもあります(良くなることもあります)。

どうして、このようなことが起きるのでしょうか?

 

その答えは「痛いところ=悪いところ」「病気があるところ=悪いところ」という「思い込み」にあります。

痛みを訴えて画像診断をして、そこにヘルニアや脊柱管狭窄といった「目立つ変化」が認められれば、無条件でそれが原因と決めつけてしまう。その因果関係を調べることもなく、「この病気が問題」とした結果が、「一過性の改善」以上の効果を生み出せない原因です。このすり込みをするのに「診断名」は最適なのです。

本当の原因は、「なぜヘルニアが起きてしまったのか」「なぜ脊柱管狭窄が起きるような状態になっているのか」を探す過程の中にあります。多くの場合、それは骨や軟骨、あるいは神経自体の問題ではありません。それは画像診断に頼っている限り、まず分かりません。

診断名に振り回されず、きちんと本当の原因を探してくれる治療院を探す努力をしてみましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年9月22日木曜日

「友だちに相談したら」がなぜ危険なのか(旧ブログ再掲)

 施術を続けていると、ままある話です。特にネットをあまり活用しないご年配の方に多いかなと感じます。

痛みがなかなか引かない。そんな悩みができた時、ほとんどの方は「まず自己流でやってみる」と思います。自分で何とかなるものなら何とかしたい。

そして大抵、上手くいきません。そういった方々が、専門機関にいらっしゃるわけです。

ところが、プロでも順風満帆にいかないことはよくあります。

プロは知識と技術を磨き、そこに経験値を「実績」「データ」という形に変換して施術に臨みます。当然、すぐに結果が出ないこともある。状況によっては一時的に悪くなることもあるかもしれません。

その辺りの状況を冷静に判断しながら、起きた現象に対して的確に対応するのがプロです。例えば大病をして大手術の最中に容体が急変した場合、その中で最善を尽くす。ココに疑問を挟む人は少ないと思います(医療過誤はまた別の問題です)。

ところが、施術を続けている中で、たまにこういう方がいらっしゃいます。

「あまり良くならないので、友だちに相談したら…。」

大前提として、「あまり良くならない状態」と「信頼構築がうまくいっていない」のは施術者の責任です。そこは僕たちが反省しなければならない部分。

その上で「友だちに相談したら」です。

当然、友だちはあなたのことを心配してくれます。相談されたからには色々とアドバイスをしてくれるでしょう。

ですが、当然ながら友だちは身体の専門家ではありません(たまたま医療人だった、というケースは除く)。

友だちができる助言は「施策」です。根拠や理論、統計に基づいたものではなく、「自分の場合は良かった」「知り合いが良かったと言っていた」という感じで、偶然に頼ったものであることは否めません。

ですが、この助言に弱い方は非常に多いのです。なぜなら、そこに真心が入っているからです。その情に感じ入って内容までを信じてしまい、結果として施術から脱落されたり、遠回りされるケースがよく見受けられます。

これ、意外に厄介です。本来、「施術する側・される側」で構築すべき信頼関係を、知らず知らずのうちに壊してしまう可能性があるからです。

もちろん、なかなか治らない現状を聞いて欲しい時もあります。話してはいけないわけではありません。

ですが、施術を変えたり中止するような相談は、最低限プロに聞くようにして下さい。

その術者がもう信頼できないなら、セカンドオピニオンを頼るのもいい。病院でダメなら別の専門家を頼るのも良いでしょう。当院もそうですが、経過を追う過程で「再カウンセリング」の機会を設け、今後の方向性を改めて確認するようにしている院もあります。

大事なことは、根拠に基づいた話をして、それを信用するか・しないかを決定することです。話を聞いたうえで納得できないなら止めてもいい。でも「友だちがああ言ってたから」で判断するのは、あまり得策とはいえません。

プロも友だちも、あなたの身体を心配する気持ちは同じです。ですがプロは、あなたの身体に対して一定の責任があります。あなたの友だちは(たとえあなたのことが心配でも)あなたの身体に対して責任がありますか?

ここまで読んで「自分のことかも」と感じた方は、もう一度よく考えてみましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2022年9月15日木曜日

こうなると絶対に治らない②

 世の中には「こうすれば絶対に治る」という道はありませんが、「こうなると絶対に治らない」というロジックはあります。

以前も、そんなロジックをお伝えしました。詳しくはこちらをご覧ください。

https://sakuradegenki.blogspot.com/2022/08/blog-post_25.html


今回お伝えする「治らないパターン」は、こんな人です。

「私はいつも悪い」

ずっと、こんな風に思っている人。

「そんな人、いる?」と思うかもしれませんが、こう置き換えてみましょう。

口癖のように、自分の身体が「いつも硬いんで」と言っている。

ひと言目には「このコリはもう昔からなんです」と言う。

自分でも思い当たる節がありませんか?

これ、良くならないパターンに陥っています。


例えば、絶えず周りから「お前は病気だ」と言われ続けたら、どうなりますか?

例え病気でなくても気分が滅入り、最後は本当に病気のようになってしまいますね。

そして、自分に対して一番影響力があるのは、当然「自分自身」です。

実際に身体が硬くてもそうでなくても「私の身体は硬い」と自分自身に言い聞かせ続けていれば、その言葉に引っ張られて、もっと身体が硬くなったり、治りが悪くなったりします。

このパターンに陥っていると、施術の効果も非常に悪く、同じ施術を同じ期間続けていてもほとんど結果が出なかったりします。


この状態を打破するためには、テクニック的な部分になりますが「身体が楽」「身体が柔らかい」と、実際に「言葉にして言う」ことです。

悪い言葉に引っ張られるなら、逆に良い言葉にも引っ張られます。最初は真実味が無くても、何度も何度も繰り返して口にしましょう。コツコツと続けていくうちに、少しずつ変化が見られてきます。結果が出れば気持ちも前向きに変わり、ますます効果が上がるようになります。

ぜひ、試してみてくださいね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

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2022年9月8日木曜日

薬が効かないのは重症だから?と思っているあなたへ(旧ブログ再掲)

 最近では、薬も効かなくなってしまって…。

お問い合わせをいただいた方に非常に多いお悩みの一つです。

痛み止めや神経ブロックのお薬を服用しても、ほとんど効果が出ない。薬の量を増やしても同じ。

「お薬も効かなくなっているくらい、重症なのか…。」

そう思っている方も多いですよね。


違います。大丈夫ですよ。

あなたの痛みに対してお薬が効かないのは、重症だからではありません。

痛みの原因が違うからです。それだけです。


例えば、ロキソニンが効かないのは、あなたの痛みが

「1週間以上続く炎症によるもの」

ではないからです。

リリカやトラムセットが効かないのは

「神経自体の損傷」

が起きていないからです。

鼻が詰まっているのに目薬を処方されたようなものです。

治るわけないですよね?


では、どうしてこのような間違いが起きるのかと言えば、現代の整形外科における痛みの解釈モデルの問題に尽きると思われます。

痛い→レントゲン撮影→異常なし→炎症じゃないか?

しびれ→レントゲン・MRI→異常なし→神経の損傷じゃないか?

画像診断より先の解釈が、ほぼ無いのが問題です。

しかも初期の頃は多少の炎症が存在していたりすると、お薬で多少改善したりもするので、そこで勘違いが生まれてしまう。

大切なのは、原因をしっかりと見極めるための問診や検査をしているか?であり、画像診断はその中に含まれていないことを理解しておきましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

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2022年9月1日木曜日

ストレートネックやスマホ首を「自分で治したい」人が絶対に知っておくべきこと

インターネットのキーワード検索で調べていると、世間の感覚として、ストレートネックやスマホ首といったお悩みは「自分で治すもの」と捉えている方がまだまだ多いようです。治療によって治すものではないという解釈なのか、まずは自分で治したい!という解釈なのか。

僕は施術でも半分はセルフケアによって首の症状の改善をはかっています。なので、「治療じゃないと治らない、セルフケアではダメ」といった考えは一切持っていません。

ですが、ストレートネックやスマホ首を自分で治したい人が「絶対に知っておくべきこと」はあります。

それは「自分の状態を正確に把握する」ことです。これができていないから、圧倒的に「自分で治せない人」が多いんですよね。

「ストレートネック」も「スマホ首」も、いずれも「首が真っすぐ」「スマホの使い過ぎで首が悪い」という状態をキャッチーな言葉で示したものに過ぎません。病名でもないし、何かを正確に表したものでもない。
関節の状態はどうなのか。筋肉の状態はどうなのか。何が悪くてそのような状態に陥っているのか。あなたが改善すべき部分はどの部位なのか。

それが分からずに、闇雲に「○○を改善!」というタイトルに惹かれて、自分に必要なのかどうかも分からないセルフケアを続けても、かなりの遠回りをすることになる可能性が高いです(健康にはなるかもしれませんが)。

まずは「自分の状態を正確に評価してもらうこと」。そこはプロでないとできないので、自分で治したい方も評価だけはプロに頼るようにしましょうね。


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2022年8月25日木曜日

こうなると絶対に治らない①

 世の中には「こうすると絶対に治る」というロジックはありません。だからこそ、こんなにも沢山の治療法や治療院が溢れているわけです。僕自身も100%の効果は保証できません。

ですが、逆に「こうなると絶対に治らない」というロジックは幾つかあります。ここに陥らないようにするのが、まずは大切です。

その中でも特にお伝えしたいパターンは

「様々な治療を受けまくって、批評家になってしまっている」

パターンです。

自分の症状がなかなか改善せず、たくさんの治療を受けているうちに「あそこはダメ」「こういうところが悪い」と批評をしてしまっている。

最初の目的「治したい」から意識がずれてしまい、説明も真正面から受け止められない状態になっている。施術に関しても同様で、信じていないから緊張が強まり、施術効果が上がりにくくなる。また信頼関係構築ができないので、治療家の方も100%の力が発揮できない。こうなると、まず改善は見られません。

確かに、そうなってしまったのは、それまでに治せなかった治療家の責任です。ですが、その治療家たちも、少なくとも自分の持てる力を発揮して症状を改善しようとしていたはずです。その気持ちを受け止めるか受け止めないかは、あなた自身の責任です。もし今のあなたが批評家になってしまっているなら、それはあなた自身の問題です。

ちなみに、このパターンで上手くいかないのは治療に限りません。専門学校時代、講師の批評ばかりしている同級生は軒並み成績が悪かったです。良い成績をとる人は、批評などする暇があったら方針を決めて突き進んでいました。

治療も同じです。短期的にでも信じてみて任せてみる。人のせいにしない。それで改善する!とは言いませんが、その逆をすると絶対に改善しません。

自分のことかな?と思う人は、まず考え方を見直してみましょうね。


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2022年8月19日金曜日

整形外科の進歩はあなたの首痛を治さない?

 先日、クライアントさんが「整形外科に行った」という話をされました。

病院でしか分からない病変などの除外は重要なことです。僕も普段から「この場合は病院に行ってください」と推奨しています。

整形外科ではレントゲン検査を受け、「骨の間が狭くなっている」という説明を受け、痛み止めの薬を処方され、2週間後にまた来るようにと言われたそうです。

整形外科に行くと9割以上の方が受ける対応です。それどころか、僕がこの業界に入った時から、ずっと同じ説明、同じロジックが繰り返されています。もう20年以上、何も変わっていない。

整体分野では、20年前には想像もつかなかったようなゴッドハンド的な施術理論・技術が常に生み出され、病院で治せない症状を改善させる治療家が多数輩出されています。

整形外科って進歩しているの?

ええ、していますよ。

例えばMRIやCTなども検査器具の精度は年々向上していますし、今まで見ることができなかったレベルの組織を観察するための機械なども発達しています。

また、外科的手術のための安全維持装置や、外科技術の進歩も目覚ましく、より安心して手術を受けられるための技術革新も日々進んでいます。

ね、進歩しているでしょ。

つまり、整形外科にとって進歩させるべき分野とは「手術が必要なレベルの病変」であり「首が痛い」「腰が痛い」といった慢性的な症状ではないんですね。

皆さん、早くそこに気づいて下さいね。「安い」「保険が効く」とか言ってる場合じゃないですよ。


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2022年7月28日木曜日

身体と心をコントロールするもっとも簡単な方法

 「深呼吸をすると落ち着く」

誰でも知っていることですよね。

酸素をゆっくりと多く身体に取り入れることで、自律神経でも身体の鎮静化を促す副交感神経が刺激され、リラックス効果や免疫力の上昇などがあるとされています。

さて、副交感神経と対を成しているのが「交感神経」です。身体の興奮を促す神経で、一般的なイメージでは自律神経失調とは交感神経が優位に働いたいる状態であるように感じている方が多くいらっしゃいます。

しかし、実際には交感神経も副交感神経も、どちらも大事。この二つが適度に働き、良いバランスを保っていることが重要ということです。

交感神経を上手く促すためには、何をしたらよいか?

答えは、副交感神経の逆を行けば良い。つまり、深呼吸の逆=「浅く短い呼吸」です。

例えば、仕事の前や運動の前などに、浅く速い呼吸を意識して取り入れることで、身体が活性化してパフォーマンスが上がりやすくなります。

仕事が終わったら、ゆっくりと深呼吸をして副交感神経を促せば良いわけですね。

ちなみに、どちらの呼吸も意識したいのは「吐くこと」です。吸う方はあまり意識せず、可能ならあまり空気を吸い過ぎないことをおすすめします。酸素は身体にとって必要なものですが、同時に体内の酸化にもつながってしまいますからね。

呼吸のTPOをうまく活用して、メリハリの効いた身体を作っていきましょう!


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2022年7月21日木曜日

100%の確率でこれから増える症状

 以前から警鐘を鳴らしている症状があります。

それは「子供のスマホ首」です。

当院のクライアントの中心は30~50代の大人です。ほぼ全員が「途中でスマートフォンと出会った世代」と言えます。スマホが誕生してから、まだ15年弱ですから。

その状態でさえも、スマホによる影響で首の痛みや頭痛、手のしびれ、自律神経の不調などに苦しむ方が、大勢いらっしゃいます。

これから数年後に、「生まれた時からスマートフォンがある世代」「スマートフォンと共に育ってきた世代」が、社会に出始めます。その世代が仕事を始めた時に、受ける負担と発症する症状のレベルが、今のレベルであるとは到底思えません。

そして、さらに現在「子供の段階でスマホ首に悩んでいる」クライアントさんが、じわじわ増え続けています。

提唱を始めた頃は予測に過ぎなかったのですが、ここ最近では、小学校低学年~中学生のクライアントさんで、「勉強をしていて首が痛い」「痛くて勉強机に向かっていられない」「急に乗り物酔いがひどくなった」など、明らかスマホ首と言われる症状を訴えています。そしてその生活の中には、スマートフォンやタブレット、PC、ゲーム機が密接に存在しています。

由々しき事態ですが、逆に言えば「子供のうちだからこそ治しやすい」ということも言えます。親御さんが早めに気づき、早めに対処していただけることを願うばかりです。


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2022年7月14日木曜日

非常に重要なので何度でも言いたいこと

 今回は、僕が過去に何度もお伝えして、それでも伝え続けていかなければならない事の話です。

それは何か?

「普段から姿勢を気をつけていても、改善にはつながらない」

これです。何度も何度もお伝えしていますが、未だに初回問い合わせにて「普段から気をつけているのですが」という書き込みが後を絶ちません。僕の影響力の弱さですね、もっとがんばらないと!

普段から姿勢を気をつけることが、何の意味もない理由は大きく2つあります。

1つは、そもそも「気をつけた姿勢」が、本当に正しい姿勢なのか?

あなたの身体のバランスが悪い(例えば、ねこぜ)として、あなたは気をつける場合に、身体を良い姿勢「と、自分が思う」姿勢に維持するわけですよね。

ですが、もともと姿勢が悪い状態で、なぜ良い姿勢になれるのか?それは恐らく、自分が思ういい姿勢であって、本当にいい姿勢からは逸脱している可能性が高い。

そして2つめの理由は、気をつける=意思を必要とする=単なる緊張ということです。

「気をつけている」ということは、意識的に筋肉を緊張させて身体を良い姿勢(と思う姿勢)に維持していることです。当然ですが筋肉は緊張しますし、長時間続けていれば披露します。収縮性が悪くなり、意味がないどことろかマイナスになりかねません。

重要なのは、意志の力ではなく、無意識状態でも安定して身体を本当に良い姿勢に維持できる、質の良いお身体の環境を整えることです。

「普段から姿勢を気をつけている」方は、今すぐやめましょう!


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2022年7月7日木曜日

筋膜リリースを受けたい人に知っていてもらいたいこと

「 筋膜リリース」という言葉、最近一人歩きしていませんか?

かつての「骨盤矯正」に近いニュアンスで、「何だかよく分からないけど、私の不調の原因」だとか「何だかよく分からないけど、受けたら調子が良くなるもの」という意味合いで好まれている風潮があります。

そもそも、筋膜リリースって何でしょうか?

まず「筋膜」です。筋膜は、筋肉を覆っている目の細かい膜のことです。ステーキに使う網脂みたいなものをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。長らくは、単に筋肉を保護しているだけの存在として捉えられていましたが、ここ15年ほどの研究により、複数の同じ目的を持った筋肉同士の動きを連携するために重要なはたらきを担っていることが分かってきました。

そして「リリース」ですが、「リース」とは「貸出」のことです。リース契約って言いますよね。そこに反対語である「リ」がつくので「開放する」みたいなニュアンス。

つまり、「筋膜を解放することで同じ目的の筋肉の緊張を解く治療法」という手段のことです。これはあくまで手段であり、画一されたテクニックではありません。

例えば整形外科では、生理食塩水を筋膜(その他の膜にも)に注射してリリースする方法があります。整体では無数の筋膜リリーステクニックが存在しますし、自宅で使うためのリリースローラーなども普及していますよね。

僕自身は、筋膜リリースに関しては「必要と感じたら使うこともある」といった感じです。絶対的なものではないし、筋膜リリースが全ての解決方法でもない。あくまで手段であり、その上には理論があり、「そもそも、あなたに筋膜リリースが必要なの?」という考察が必要なわけですね。

健康な人が健康増進、あるいは雰囲気で筋膜リリースを受けるのは別に問題ないと思います(僕の仕事ではありません)が、痛みや不調で本当に困っている人は、「筋膜リリース」や「骨盤矯正」といった文言に惑わされるのではなく、まずはあなたの症状の推移をきちんと考えてくれる治療家を探すようにしましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

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2022年6月30日木曜日

首が悪い=頚椎が悪いって誰が決めたの?

「首を動かして痛みがある」時に、「頸椎に問題がある」という考え方は、かなり一般的に浸透しています。
実際、整形外科でも、まずはレントゲン検査で頸椎に異常がないかを撮影しますよね。

正直、これ、あまり意味がないなあと思っています。

僕は首の専門家ですが、ハッキリ言って施術では頸椎には全く触りません。検査くらいは行いますが、アプローチの対象に頸椎は含まれません。それでもしっかりと結果は出ます。

頸椎に直接アプローチする施術をイメージしてみましょう。
頸椎牽引、首をバキバキ鳴らすアプローチなど。
どれも、効果をあまり感じないか、一時的な症状の軽減にとどまっていますよね。

理由は色々とあるのですが、結論として、「動かした時の首の痛み」に関しては、頸椎はほぼ関与しません。

なぜか?それは、そもそも頸椎は「よく動く関節」だからです。

痛みとは感覚です。痛い場所があっても、実際にそれを感じているのは、脳や脊髄といった中枢神経の反応です。
そして、動きの激しい関節は、この動きによる痛みの反応メカニズムには関与しません。
反応するのは、あまり動きのない「不動関節」と言われる、お身体を支える関節です。これらの不動関節の反応にエラーが起きた結果として、代償的に首が痛みを感じているに過ぎません。

なので、首の痛みに対して頸椎を触る必要は「全くない」と言い切ることができます。
施術理論には色々なものがありますので、僕がお伝えしていることも「ポジショントーク」と言えば、それまでになります。ですが、頸椎に対する施術を受けていて、あまり効果が感じられない場合、「そもそも頸椎に触る必要があるのか」ということも考えて相談してみてくださいね。

大田区大森の首専門施術院です。

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2022年6月23日木曜日

スマホ首③

 いま、口を開けてみてください。

次に、首を下に倒した状態で口を開けてみてください。

どちらが開けにくいですか?

十中八九、首を下に倒すと口が開けにくいのが分かると思います。

つまり、首の運動は、あごの働きに大きく関与しています。

首の悪い方で、顎関節に問題を抱えている方が多いのはそのためです。

これを逆手にとると、スマホ首の症状に対し、あごにアプローチすることで改善を促すことも可能です。

口を閉める筋肉は大きく4種類ありますが、皆さんが細かい部分にアプローチするのはちょっと難しいので、代わりにガムを噛んでみましょう。

小さな顎関節の動きを頻繁に加えてあげることで、顎関節を支える筋肉の収縮性が向上し、首が顎関節に対して代償する要素が減少すれば、首自体の症状を改善させる効果が十分期待できます。ぜひお試しください。

なるべく小さめの、ノンシュガーのガムを選んでくださいね。


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2022年6月16日木曜日

スマホ首②

 前回の続きです。

スマホ首は「目線を下に下げるための身体の工夫」です。その結果、身体の様々な部位にストレスがかかり、結果として痛みや不調を生み出します。

単に首が悪いというだけではないので、全身的なバランスを考えていく必要があります。しかし、「全身って言われても、具体的に何をどうすればいいの?」と思ってしまいますよね。

ですので、分かりやすい対処法をお伝えいたしますね。

目線を下に下げるために、まず第一にストレスがかかる部位は「眼球の筋肉」です。眼球を動かす筋肉は6種類あり、それぞれが組み合わさって動くことで、眼球を様々な方向に向けることができます。

しかし、視線を下げた状態をキープするためには、眼球は下に固定したままキープし続けることになります。当然、眼球の筋肉は疲労し、本来の役割を果たせなくなる。そのため、「眼球以下の部位」例えば首などが、視線を下げるための代償をおこなうことになり、首にダメージがかかってきます(もちろん疲れ目などの原因にもなり得ます)。

まずは、眼球をよく動かしてあげましょう。目をつぶった状態でも良いです。眼球の運動をおこなうことにより、筋肉の環境が改善され、首への代償機能が和らげば、首の痛みや不調を改善させる一助になります。ぜひお試しくださいね。


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2022年6月9日木曜日

スマホ首①

 ブログをHP内から移行させました。過去の記事も徐々に移していく予定ですが、まずはまっさらな状態で書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

初回になりますので、普遍的な内容のおさらいから。

「スマホ首」という言葉が生まれてから何年か経ちます。スマートフォンの普及によって、主に首周りの不調と、それに起因する症状をまとめて「スマホ首」と呼ぶようになりました。正式な名称ではなく、詳細な定義もありません。あなたが首周りの問題を抱えていて、多かれ少なかれスマートフォンを使用し、「スマホ首だ」と思ったらスマホ首になります。

スマホ首が発生する原因は、主には「目線を下に向けるための身体の工夫」です。

一般に、人は目線が水平より15度程度下がった状態が、最も視線が安定した状態になります。ですが、スマートフォンを使用する際には、それよりもさらに視線を下に向ける必要がある。

そのために、身体は様々な工夫を用いて、この視線を下に向ける作業を補完するのですが、その過程で筋肉や関節に様々な負担がかかり、結果として「スマホ首」と言われる状態に陥ります。

この工夫は、首や頭周りの組織に限らず、お身体全体に及びます。ですから、スマホ首を改善させたい場合は、首だけに限らず、お身体全体のアンバランス、歪みなどを考慮した上で対処する必要があります。

まずは「スマホ首=視線を下に向ける工夫」という理解を持っておきましょう。


大田区大森の首専門施術院です。

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