病院や他の治療院で治らなかったような重症な方を専門に扱う治療院と、そうでない治療院は、具体的に何が違うのでしょうか?
技術?知識?
そう、いくらかはそういった要素もあるかもしれません。自分が提示しているコンセプトに対して、お悩みを解決するだけの力は無いと嘘になりますから。
しかし、普通の治療院だって、大抵は皆さん自分の技術には自信を持っています。僕だって、「いわゆる普通の整骨院」時代にも、自分の腕には自信がありましたよ。専門院だから、重症者が多いからといって、飛び抜けて高い技術がある治療家は一握りだと思います。
では、いったい何が違うのでしょうか?
一つの答えは、技術や知識ではなく「経験からの自信」です。
若手の頃、肩こりや腰痛のクライアントさんを施術する中で、ある日次に入る方に対して「この人は足にしびれがあって…」と、先輩から説明を受けました。
足がしびれてる!
非常に恐かったのを覚えています。しびれている人を、自分が治せるの?触っていいの?それだけで緊張します。当然です、初めてですから。
その後、何度もしびれのある方を施術して、しびれの症状に「慣れ」、同じように様々な症状に接しては場数を踏んでいく。そして、次第に「指示を受ける立場」から「自分で判断する立場」になっていく。
当院には、病院でも見放されたような首の症状に悩む方が、当たり前のようにご来院されます。「頸椎ヘルニア」はもちろん「後縦靭帯骨化症」「脊髄空洞症」、また首はメンタル面とも密接に関連するため、「双極性障害」「HSP」「アスペルガー症候群」などを抱えるクライアントさんのご来院も珍しくありません。
もちろん、治せるものと治せないものはあります。僕も脊髄空洞症や双極性障害自体を治せるとは思っていません。ですが、大切なのは、これらの疾患をお持ちの方に対して、「ビビることなく」冷静に判断し、自分にできることをコツコツと積み重ねる能力。それが、重症な方を専門に対応している治療院の最大の強みです。
以前、パーキンソン病からくる首の問題の方に対し「なぜ当院にご来院されたのですか?」と聞いたところ「そもそも見てくれる治療院が無いんです」と回答されました。
ほらね。ビビッてないって、大事なんですよ。
大田区大森の首専門施術院です。
病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。
ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。
即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。
詳しくはHPにて。
0 件のコメント:
コメントを投稿