2024年7月25日木曜日

五十肩っぽい?何より先にするべきこと

当院には、首の痛みに次いで「肩が痛くて挙がらない、挙げにくい」「肩を挙げると痛い」といった、いわゆる五十肩系の症状の方も多くご来院されます。

このような方にアドバイスできることは一つ。

「出来るだけ早く、来てください!」

整形外科で診断される「五十肩」は、かなりざっくりとした診断名?であることが多いため、実際に何が起きているか改めて判断する必要があります。

実際には、腕を肩からぶら下げている筋肉の付け根の炎症「腱板炎」が圧倒的に多かったりします。この場合「挙げると痛い」がメインで、肩関節の制限にまでは至りません。

そして、この状態はまだ「治せる」状態でもあるのです。

ここから炎症が更に広範囲に波及し、「肩が挙がらない」となるのがいわゆる五十肩です。こうなると肩周囲は長期的な炎症サイクルに陥ってしまっているため、よく言う半年~一年という期間を大きく変えることができません。怪我をした箇所が出血して、カサブタになって、それが剝がれて、少しガサガサして、そのうち馴染んで治るのを根性で早めることはできませんよね?それと同じです。

炎症のサイクルが小さいうちに抑えておくこと。そのために、一刻も早いチェックが必要です。様子を見ている場合じゃありませんよ!


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2024年7月18日木曜日

頚椎症を治してください

当院に寄せられるお問い合わせのうち、一定数の割合であるのが

「○○を治してください」

という、病名を指定してのご相談です。その中でも「頚椎症」というフレーズは比較的よく出てきます。

この病名指定のご相談はあまり好ましくないのですが、特に頚椎症についてはその傾向がとても強くなります。その理由は、「そもそも頚椎症という診断があってないようなもの」だからです。

頚椎症とは「頸椎」に「症状」がある、或いは「頸椎」の問題で「症状」が出ている、という言葉を略したものに過ぎません。病名ですらなく、状況説明なのです。

医師が首のレントゲンやMRIなどの画像診断をして、ヘルニアや変形などの明らかな病気が無く、「このがちょっと狭い」「潰れている感じ」などの「フワッとした」判断で「じゃあ、それのせいじゃない?」という感じに付けられる診断名です。端的に言ってしまえば「適当」以外の何物でもないのです。そもそも本当に頸椎の問題で症状が起きているのかどうかも分かりません。

しかし、なまじ診断名として出されていることで、これに惑わされてしまう方が非常に多い。こういったことをやんわりとお伝えしても、「じゃあ、いいです」となってしまうケースが多々あります。これは医師の方に問題があると考えています。

大事なのは「診断名」ではなく「何が起きているか」です。当院に問い合わせて頂いた時点で、少なくともその診断を出した医師に、あなたの頚椎症は治せなかったわけですよね。そうしたら、その診断名から疑ってみるところから始めませんか?


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2024年7月11日木曜日

根治まで「至らない」のではなくて…。

カウンセリングをしていて、よく出てくるフレーズですが

「今までに色々な施術を試したけど、根治には至らなかった」

というものです。更に深く掘り下げていくと、大抵は次のようなケースです。

受けた施術=マッサージなど

結果=その時は良くなる、徐々に元の状態に戻る

この場合、まず「根治に至らなかった」のではなく、「最初からアプローチする意味合いが違う」ということです。ここを知らないと、永遠と同じ現象を繰り返すことになります。

勘違いしやすいのは、例えば「根治に至らない=より腕のいい施術にかかる必要がある」という判断ですが、腕の良し悪しと根治する・しないは別の問題です。

魚料理を極めようと頑張っている人に、いくら肉料理を希望しても意味がないのと同じです。根治を目指す施術と、その場の症状をとる施術は根底が違うものであり、両者を兼ね備えた施術は「ありません」。

まずは、その認識を持って自分のニーズに合った治療院を探すところから始めましょう。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

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2024年7月4日木曜日

お客様は〇〇様です

僕は「お客様は神様です」というスタンスは一切取っていません。

お客様は、お客様です。それ以上でもそれ以下でもありません。

かといって、お客様が神様というスタンスを否定している訳でもありません。

それは単に「コンセプトの違い」に過ぎないのです。

治療業界において「お客様は神様です」で成り立つのは、リラクゼーション業界です。お客様は自分の希望を最大限にかなえて欲しくて来店されます。

「肩を重点的に」「強めにして」「長い時間で」「上手な先生で」などなど。

それに対して「かしこまりました」と対応することでリラクゼーション業界は成り立ちます。業界の単価が安いため、できるだけ多くの人に来院して貰いたいので、千客万来の姿勢が必要です。

一方で、僕は首の専門家として専門院を経営しています。

専門院とは言ってしまえば「出来ることが限られる場所」です。

首に限っても、全ての人のニーズには答えられません。先ほど挙げたようなニーズには、僕は一切答えらえないのです。もし、それに答えてしまったら、僕は僕が掲げているコンセプトに沿った結果は出せません。

これは、あくまで方針の違いです。が、時おり「方針を理解しないで来院される方」がいらっしゃいます。当然ながら、そういった方はお断りすることになります。不親切だと感じる方もいるかもしれません。しかし、それは実際には「あなたに合った院が他にありますよ」という、より良いサービスのご案内なのです。

神様じゃないけど、皆さんのことは大事に思っていますよ。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

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