2024年4月25日木曜日

多くの整形外科医が見ているもの

先にお伝えしておくと、僕の実力が足元にも及ばない優れた整形外科医は山ほどいます。そもそもが知識の幅は医師と僕では雲泥の差です。それでも、多くの整形外科医は沢山のものを見落とします。

先日いらしたクライアントさんは、首の痛みと手の痺れがあり、病院で頸椎ヘルニアを指摘されました。そして、病院で処方された薬は何の効果も出ませんでした。

ヘルニアと言われた要素がレントゲンだけ、という部分で既に引っかかっていましたが、症状増悪テスト(この場合は頸椎の圧迫テスト)をしても、神経症状は一切誘発されません。そこで、別の部位のテストをしてみると、痺れが誘発されました。ヘルニアがあるか無しかは不明ですが、少なくとも手の痺れは首とは関連性が無かったのです。

つまり、多くの整形外科医が見ているものは、患者様(クライアントさん)ではなくレントゲン画像です。レントゲンを撮影したらヘルニアっぽい形状(それも乱暴な判断ですが)があった。手の痺れもあるから「多分それが原因じゃないの」というフワッとした判断ですね。目の前の患者さんをしっかり検査したら、もっと違った答えが出てきた筈なのに。

素晴らしい整形外科医も存在していますが、多くの整形外科医はレントゲン以上のものは見ていません。それに皆さんが引っ張られないように気をつけて下さいね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

0 件のコメント:

コメントを投稿