前回のブログで、お叱り的な内容を書いたのですが、
「明らかにおかしい首のお悩みの方をストレートネックと言ってお試しでマッサージをした首専門の整骨院様へお伝えしたいことがあります」
https://sakuradegenki.blogspot.com/2024/05/blog-post_7.html
こういった現象が起きる一番の理由に「絶対量の不足」があります。
当院のような専門治療院に求められるのは、一回一回の施術の質です。内容、結果共に高いレベルが求められます。では、質を求めるために、最初から(若い頃から)施術回数を落として質を追求していくべきでしょうか?
僕は若い頃、とにかく数をこなす現場に従事していました。1人10分しか施術時間がなく、次から次へとこなすだけ。「こんなの施術じゃない」「こんなことに何の意味があるのか?」と思ったこともありました。
意味はあります。それは
「何かは分からないけど、何かがおかしい」
と判断できる能力です。
数をこなすことで身に着くスキル。それは「普通が分かる」ことです。調子が悪い、状態が酷いなりに、「ああ、これはこのパターンだな」「この感じはあの時のあの人と同じだな」という感覚が徐々に身に付きます。
その中で、「これは、何だかおかしいぞ」という例が稀にあります。隠れた疾患が分かるとは限りません。しかし、「普通ではない」ということが分かれば、後はそれを伝えて専門に回って貰えばいいのです。
前回のパーキンソンを見抜けなかった「近所の首専門の整骨院」の施術者は、この数が足りていなかったのだと考えられます。恐らく若くキャリア不足なのでしょう。見抜けないのは仕方ないですが、やっぱり「首専門」と名乗るのはやめた方がいいよ。
僕が尊敬するゴッドハンドの先生方も、皆さん若い頃はとにかく量をこなしています。そして徐々に質に移行していく。僕自身も今までの延べ施術数は20万人を超えています。1日に48人を施術したこともあります。
質とは、膨大な量の上に積み上がっていくものなのです。
大田区大森の首専門施術院です。
病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。
ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。
即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。
詳しくはHPにて。
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