2024年6月27日木曜日

3秒セルフケア

当院では首改善において、セルフケアを非常に重視しています。クライアントさんは皆さんご存じですよね、初期段階ではほぼ毎回のようにセルフケアの指導があり、動画による補填もあります。これは一般公開しているセルフケアとはまた別の、その方のお悩み・姿勢などに特化した内容となっています。

このセルフケアは、全て「8歳の子供でもできる」「1つにつき長くても30秒程度」の内容です。技術がいる、時間がかかるといった内容は一切ありません。

なぜ、このようにしているのか。理由は2つあります。

①大変だと続かないから

腕立て・腹筋・背筋・スクワットを1日100回すれば健康になる!とは、皆さん大抵分かっていますよね。でも、実践できる人はほんの一握りです。これは極端な例ですが、実際に身体に良いと分かっていても、ちょっとでも「面倒だなあ」と思ったらやらないのが実情です。

これに対応できるのは「好きなことをする」「楽なことをする」のどちらかです。好きなことは個人差が大きいので、楽なセルフケアを構築した方が現実的なのです。

②現代人の可処分時間に限界があるから

可処分時間とは「自分が好きに使える時間」のことです。現代人は忙しいです。自由に使える時間には限りがある。その状況で、複雑かつ長時間を奪うことになるセルフケアをご指導しても、結局はやらないことになる。時短であることは必須なのです。

この考えで続けていますが、最近になって思うのは

「30秒でも、長いのではないか」

ということ。確かに、年々時間の価値は上がっていますから。

今の時点で、この数十秒という時間を許して貰えているのは「当院に対する信頼」でしかないと思っています。僕がクライアントさんに甘えている状況ということ。逆に言えば、まだご来院されていない見込み客の方々に許される時間はもっともっと少ないってことです。

そこで、現在僕が考えているのが

「3秒セルフケア」「5秒セルフケア」

ホントは1秒!と言いたいですが、さすがに難しいので3秒は欲しいです。信頼の無い状態で僕がもらえる時間は3秒くらいじゃないでしょうか?

さて、これがどんな形で表に出るか。しばしお楽しみにお待ちください。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com

2024年6月20日木曜日

首が痛いけど、しばらく様子を見てみる。その結果は?

首が痛くなったけど、とりあえず様子を見てみる。多くの方がやりがちな対処法です。

程度があまりにも強くて、我慢できないのですぐに治療を求めるのに対し、例えば痛みが鈍痛であったり、徐々に発症したものである場合、ついつい様子を見がち。

しかし、これは多くの場合は間違いです。

なぜなら、鈍痛や徐々に発症した症状といった「慢性通」の場合、原因のほとんどは「普段の状況」にあるからです。姿勢、日常動作、癖、仕事など…これらが続いている限り、様子を見ることは改善にはつながらず、それどころか原因が持続している訳ですから、悪化の方向に向かっていると考えるのが自然。

むしろ、本当に急に強まった痛みの方が「一時的な問題」である可能性が高い。この場合、何が起きているのかはまた別の機会に。

様子を見る=停滞ではないのです。様子を見る=悪化です。くれぐれもご自愛ください。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

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2024年6月13日木曜日

ストレートネックとスマホ首は違う?同じ?

当院のHPでは、ストレートネックとページとスマホ首のページを分けています。

この理由は「どちらのキーワードでも悩みを抱えて治療院を探している人が多いから」です。

そして実際に、それぞれ両方のキーワードでご来院される方がいらっしゃるわけですが、そこでは特に施術内容を分けたりはしません。その方の個別の状態に合わせて施術するだけで、「ストレートネック用の施術」「スマホ首用の施術」といったものはありません。

では、この2つは同じなんでしょうか?

答えは「同じとも言えるし、違うとも言える」です。

なぜなら、ストレートネックは「状態(形態)」であり、スマホ首は「現象(状況)」だからです。

ストレートネックとは、ざっくり説明すれば首(敢えて頸椎とは言いません)が正常な湾曲から逸脱し、真っ直ぐな状態になっていること。スマホ首とは、スマートフォンやタブレットを使いすぎている人が首などに痛みや不調を感じていること。概念としては全く違います。

しかし、どちらのお悩みを抱えている方も、実際にお身体を検査してみると、同じような首回り、姿勢の状態であることがほとんどです。統計として同じようになりますので、同じと捉えることも可能だと思われます。

言ってしまえば、ストレートネックもスマホ首も完全な病名ではなく、状況を指し示しているだけの言葉にすぎないので、一人一人の状態もまるで違います。そもそもこれを同じとか違うとか判断すること自体がナンセンスなのかもしれないですね。

今回で100本目のブログとなりました。いつも読んでくださって、ありがとうございます。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

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詳しくはHPにて。

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2024年6月6日木曜日

改善率78%の秘密

 当院にご来院された方の症状や状況の改善率は、統計78%とHPやSNSをはじめ、各所で公言しています。これが高いのか低いのかは、個人の判断にお任せします(来たい人が来ればいい)が、その根拠や内訳について補足します。

まず、算出は2019年から毎年行っています。今までご来院された全ての方のデータを確認し、まず初回にお伝えしている「施術計画」に基づいて、施術計画通りの期間までお越しいただけなかった方を「除外」します。ここで「初回で脱落」「結果が出る前に途中で脱落」した人を省くわけです。

次に、残った方々の中から「改善」となった方を選別します。この根拠は、自覚症状で「最初よりも良い」と訴えた方、姿勢改善で「最初よりも良い」と比較写真で認めた方。その上で「ある程度結果に満足している」と回答された方のみを「改善」としています。「少しはいいけど、思ったより変わらない」「この程度の姿勢改善じゃ意味がない」と不満のある方は省くわけです。

そして、「脱落」の方+「不満足」の方に対する「満足」な方の割合を算出して出したのが「改善率」であり、「78%」という数字です。

仮にですが、脱落の方が全て不満足という訳でもないでしょうから(いい状態で来なくなる方もいます)、ここの数字をある程度足せば改善率はもう少し上がるでしょう。あくまで丁寧な計算をして、噓の無いようにしています。

ここ5年間で、この数字は殆ど変化していません。厳密には今は78.1%くらいです。つまり、それくらいが僕の実力という訳です。

繰り返しますが、この数字が高いか低いかは僕には分かりません。ただ、ちゃんと数字的な根拠も示せないような施術は提供できないとも考えています。それを自信と呼ぶのであれば、そうなのかもしれませんね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

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詳しくはHPにて。

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