2023年6月27日火曜日

ストレートネックを放置するとどうなる?

 ストレートネックと診断、あるいはご自身で判断されている方は、相当数いらっしゃると思われます。厚生労働省の調べでは、VDT作業(デスクワーク)に従事されている方の約4割が、肩こりや不調、そして姿勢の悪さを自覚されているとの報告があります。

ですが、ストレートネックといっても千差万別。人によって、夜も眠れないほどの重症な方もいれば、姿勢は悪いし多少肩こりもあるけど、大したことはないと感じている方もいらっしゃいます。

では、そんなストレートネックを放置するとどうなるのでしょうか?

基本的に、ストレートネックなど姿勢の問題は、長年の不良姿勢が基盤となって発生することが多い。これは分かりやすい事実です。そして、その不良姿勢を作っているのは「生活習慣」です。仕事、学校、癖、環境…。

これ、すぐに変えられますか?

難しいですよね。

ですから、あなたがストレートネックだった場合、その状況は日々、悪くなっていると考えるのが妥当です。だとしたら、放置して良くなっていく可能性の方が低い。現状維持、もしくは悪くなっていく可能性も十分にあります。

ストレートネックを放置して起こる問題は色々とありますが、一番起きて欲しくないことは

「頸椎ヘルニア」

です。

本来、首は前に沿っています。ということは、通常の場合は椎間板は前方は広く、後方が狭くなっています。ストレートネックは、当たり前ですが頸部のストレート化が起こります(厳密には完全なま真っすぐではないのですが)。この時、頸椎と頸椎の間でクッションになっている椎間板は、前方が狭く後方に広く変化し、結果として本来受けている圧力とは違うバランスでの圧力を受けることになります。この状態で、後側方(稀に後方)に椎間板の中身(髄核)が飛び出したものが頸椎ヘルニアです。

つまり、ストレートネックの放置は、最悪の場合には頸椎ヘルニアに繋がるという訳です。

「たかがストレートネック」と侮らず、自分の生活習慣や仕事の状況と照らし合わせ、起こり得る未来に備えるようにしましょうね。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

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