2024年2月8日木曜日

めちゃくちゃ小さくて、めちゃくちゃ重要な筋肉。

 肩や首のこり、痛みに影響する筋肉で皆さんもご存じの名前を挙げると、「僧帽筋」などがあるのではないでしょうか。

確かに、これらの大きな筋肉も大事です。が、小さすぎて何の役に立っているかどうか分からないような筋肉も、痛みや姿勢のメカニズムにおいて重要な役割を果たしていたりします。

「多裂筋」という筋肉をご存じでしょうか?

脊柱の椎骨を、1つ2つ飛び越えてくっついている非常に小さく細い筋肉です。動きの役割は殆ど果たしていません(あるはあるのですが、表面の大きい筋肉が先に働いてしまう)。

僕も、いわゆる普通の整骨院の業務をしている頃は、多裂筋にはほとんど着目していませんでした。「背骨の横が痛いときに、ここの問題なのかな、でも小さすぎるから鍼でも打たないと届かないな」くらいの感覚でした。

では、何をしているのか?

多裂筋の役割は「脊柱の安定化」です。この筋肉が背骨を支えてくれるからこそ、その周りは安心して本来の働きを行うことができます。
そのため、多裂筋の働きが悪いと、脊柱は安定して支えられず、周りの筋肉がその役割を担おうとする。結果、表面の余分な筋肉に力が入り、こりや痛み、姿勢の問題に発展します。そういう意味で、非常に重要な筋肉です。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、小さすぎるゆえにアプローチが難しい筋肉であり、ほとんどの治療院で見逃されている部位でもあります(実際は脊柱に近すぎるため、鍼も打つのは難しい)。
当院では、この多裂筋にアプローチする方法を施術・セルフケア共に完備しています。これも、首の根本的な改善を進めるためには不可欠なアプローチなのです。


大田区大森の首専門施術院です。

病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。

ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。

即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。

詳しくはHPにて。

https://www.sakura-omori.com



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