先日、施術後にクライアントさんをお話をしていました。その方は、以前はバキバキと関節を鳴らすような強めの施術を受けていらっしゃって、当院との施術の違いに大いに驚いていらっしゃいました。
「バキバキ鳴らすような施術とは、流派が違うのですか?」
この質問に対して僕の答えは
「そうではありません。バキバキ=昔の施術との違いは、解剖学の進化です」
一見、分かりにくい答えです。
が、実際それが一番の違いなのです。
バキバキ系の施術は、テクニックとしては比較的古典的な、一昔前の施術方法になります。その時代と比べ、解剖学は飛躍的に進歩を遂げています。最新の機械によって、今まで見えなかったものが見えるようになり、機能的な解明も進んできました。
例を挙げると「筋膜」です。以前は単に「筋肉を包む膜」という認識でしかなかったのが、実は複数の筋肉を連続して包み、連動した動きを担う重要な役割を持っていることが分かりました。
理論が分かれば、それを応用して施術に活かす試みが起きてきます。最新の施術方法は、解剖学の進歩によって支えられています。
あ、もちろん「バキバキが古い=ダメ」という訳ではありません。それがどんな意味を持っていて、どんな効果があるのかを分かった上で施術を受ければいいということです。
施術者もそうですが、受ける側もしっかりと理解をできるように、これからも説明には力を入れていくつもりです。
大田区大森の首専門施術院です。
病院や他の治療で改善されなかった痛み・不調を専門に扱っています。
ストレートネック、スマホ首、頸椎ヘルニア、手のしびれ、目まい、ねこぜ、その他の首や肩に関わる不調を根本から改善していきたい人にピッタリです。
即効性やリラクゼーションを求める方はご遠慮ください。
詳しくはHPにて。
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